無目的人生

常に人生さまよっているアラサー。自由人で超ポジティブな台湾人夫がいます。

公務員試験、3か月でどうにでもなる問題

こんばんは。 芋子(いもこ)です。

先日、特別区の1次試験の合格発表がありましたね。
2年前の自分の受験を思い出しました。


公務員をやめる立場ではありますが、公務員試験について自分の体験をなるべく記録に残したいという気持ちから、試験関係のブログもアップしていくつもりです。




公務員試験3か月でどうにでもなる問題

一般的に公務員試験の準備は半年~1年ほどかけるべきだという声が多いですよね。
教養試験・専門試験・専門記述あるいは論文と、公務員試験の筆記はかなりヘビーです。
しかし、だからこそ、そんな大変な試験勉強を、1年も続けられますか??わたしは・・・無理でした。真剣に勉強を始めたのは試験の3か月前、2月初旬からです。そして短期集中で、特別区国税専門官独立行政法人から合格をもらいました。

このレベルの試験なら、勉強の仕方さえ考えれば、3か月で合格できます。
中堅大学に通い、それまで本気で勉強したことのなかったわたしが受かったので・・・ただし、国家一般職は筆記で落ちました。国家の択一試験はごまかしがきかないので、やはりもう少し準備が必要です。



3か月で受かるための戦略
ではどうやって3か月で合格ラインまで持っていくのか・・・

以下の3点がポイントです。
①捨て科目を決める
②過去5年の出題傾向を分析する
③演習しながら暗記する


まず①ですが、これ一番重要だと思っています。結局公務員試験はどこを取ってどこを捨てるかという戦略によって結果が大きく変わってきます。
まともにやろうとしたら1年以上かかるくらいの科目数。苦手な科目は捨てる決意をして、一切手を付けない勇気を持つ。そしてその分得意or好きな科目で取る。これができれば本当に時間の節約になります。

わたしは教養試験では英語・物理・化学・日本史・世界史を完全に捨てました。参考書1ページも開いてません。
その分生物・地学・地理・政治経済などは全問正解するつもりでやりこみました。
時間がない人は闇雲に勉強する前にまず捨て科目を決めるところから始めてみたらいいと思います。


②も少しそれに関連するのですが、まず過去の出題傾向を分析することが大切です。
3か月で合格ラインに持っていくには、出題される可能性の低い部分を勉強している暇はないので、ここでもバシバシ捨てていきます。まずは受ける予定の試験の過去問を見ながら、毎年必ず出題されている部分と、数年おきに出題される部分、ほぼ出題されない部分をまとめましょう。
自分で1から分析するのは大変ですが、たいてい過去問集など見ればのっているので、そこまで負担にならないと思います。
①では科目をまるまる捨てて、②ではジャンルごとに取捨選択する。これによって、勉強しないといけない範囲がかなり軽くなります。


③については、公務員試験に限らず、ほかの資格試験等でも役立つことだと思います。
どうしても完ぺき主義のひとは、参考書を2・3周してきちんと暗記してから問題演習して、知識の定着を図ろうとしますが、これは効率が悪いです。
時間がないひとがこれをやると、最悪の場合、問題演習(過去問)に入る暇なく、本番を迎えてしまう可能性があります。

3か月で受かるには、一度参考書をさらっと回したのち、復讐はとばしていきなり演習に入るしかありません。そんな状態で問題なんて解けるわけないと思われるかもしれませんが、大丈夫です。
解答を横に置きながらやるので・・・(笑)
で、解答・解説を見てもわからない部分について参考書を開いて探し、ここで初めて復習します。
択一試験はこれで何とかなってしまうのです。あくまで特別区国税レベルの話ですがね(笑)



以上、簡単にではありますが、3か月で公務員試験受かるにはどうしたらいいのか、自分の体験から書いてみました。

来年以降受ける方や、今年もまだまだC日程など受ける方の参考になれば嬉しいです。